これってひょっとして…認知症かも。
自分自身もそうですが、
最近、家族が以前と何となく違うかも…と思う事はありませんか?
認知症の初期症状はなかなか気付き難いものです。
しかし、早期発見で症状の進行を遅らせる事ができる認知症。
初期症状がどんなものなのかを予め知る事はとても大切なことです。
目次
チェックリスト
家に閉じこもりがち
携帯電話の操作ができなくなった
時間や日付を確認する事が多くなった
同じ話を繰り返しする
お風呂に入りたがらない
怒りっぽくなった
病院へ行くのを嫌がる
軽度の初期症状
家に閉じこもりがちに
天気の良い日や、友人などに誘われても外出したがらず、家にこもりがちになります。
自分が外に出る事で家族に迷惑をかけるから行く事をやめてしまったり、
病気の感染リスクなどを恐れ外出をひかえてしまうのです。
これは、体力の低下や認知症が進んでしまう一因になります。
携帯電話の操作ができなくなった
携帯電話に限らずですが、普段使っていた物の操作が分からないといった事があります。
時間や日付を確認する事が多くなった
入っていた予定などの時間や日付を勘違いする事が増えます。
初期症状の段階では、
予定があった事は覚えているので、上記の様な事が起きないために、カレンダーにメモ書きをよくするようになる方もいます。
同じ話を繰り返しする
家族と話していて「前にもこの話聞いたなぁ…」と思う事はありませんか?
前にも…
いわゆる別日にもと言う意味もありますが
それだけではなく、例えば電話をしていて話に一区切り付いたとします。
次の会話の中についさっきした内容と同じ話をする事もあります。
お風呂に入りたがらない
認知機能が衰えてくると疲れやすくなります。
そのため、意外とやる事が多いお風呂に入ると言う行為にだんだん気持ちが向かなくなります。
軽度の初期症状が認められたら?
各自治体に設置されている「地域包括支援センター」を利用しましょう。
まずはお住まいの自治体にご相談を!
進行した初期症状
怒りっぽくなった
感情の制御ができなくなり、ささいな事でも怒りっぽくなります。
これは、認知機能障害により周囲の状況が理解できずに混乱しているために起こります。
自分でも「なぜそんなに怒っているのか」は分からないため、
「何に怒っているのか?」と訪ねる事は避けましょう。
病院に行くのを嫌がる
体は健康なのに「なぜ病院に行く必要があるのか!」と医師の診察を嫌がります。
本人なりに、自分が以前とは違っている事に気付いているのです。
なので病院で「認知症です」と言われるのではないかという戸惑いや恐怖から診察を嫌がります。
また、診断を受ける事で、家族へ迷惑をかけてしまうといった不安もあるようです。
進行した初期症状が認められたら?
まずは病院へ行きましょう。
病院へ行きたがらない場合は、
その旨を自治体に相談したり、かかりつけ医がある場合はその病院へ相談して下さい。
家族以外の第三者の意見に耳を傾けてくれるケースがありますよ。
まとめ
誰にでも起こりうる認知症。
自分や家族の異変にいち早く気付くために
認知症に対する知識や常日頃からの家族とのコミュニケーションが大切ですね。