麻しん・風しんの予防接種を受けましょう!

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1962年(昭和37年)4月2日~1979年(昭和54年)4月1日に生まれた男性は、
定期接種として風しんの予防接種を受けることができるようになりました。

予防接種を受けられる期間は決まっていますか?

答えはYESです。
定期予防接種を受けられる期間は2019年~2022年3月31日までです。
対象者はこの期間中に接種してください。

国の制度延長に伴い、令和6年度まで事業が延長されることとなりました。
詳しくはお住まいの自治体へ問い合わせて下さい。

指定期間に生まれた男性すべてが対象なの?

答えはYESです。
ただし、事前に抗体検査を受けて風しんの抗体が基準より少ない人が定期予防接種の対象となります。
自治体により開始時期や対応が異なるため、詳細はお住まいの市区町村にお問い合わせください。

予防接種は指定期間内に生まれた男性しか受けられないの?

答えはNOです。
指定期間内の男性は定期予防接種が受けられますよと言う事であって
予防接種自体は他の人も受けられます。

この場合任意接種となります。
妊娠していない女性及び定期接種対象者に該当しない年齢の男性は、風しんワクチンまたはMRワクチンの接種を受けることができます。

MRワクチンとは
麻しんワクチンと風しんワクチンが一緒になったワクチンです。

定期予防接種とは

法律に基づいて市区町村が主体となって実施するもので接種費用は公費(一部で自己負担あり)となります。

任意接種とは

希望者が各自で受けるもので接種費用は自己負担となります。

風しんってどんな病気?

風しんは発熱・発疹・リンパ節腫脹などを特徴とするウイルス性の発疹症です。
子供の場合は、数日で治ってしまう比較的軽い病気ですが、すべての症状が揃わないことがよくあります。

関節痛、血小板減少紫斑病脳炎などを合併する事もあるので注意が必要です。
また、大人になってからかかると重症になる傾向があります。

血小板減少紫斑病とは
血小板減少を来たす他の明らかな病気や薬剤の服薬がなく血小板数が減少し、出血しやすくなる病気です。
脳炎とは
脳自体に炎症が起こる病気のことです。多くの場合では、脳自体だけではなく、脳を覆っている髄膜にも炎症が及んでおり、髄膜炎のような症状も併発します。

妊婦が風しんにかかると

妊婦、特に妊娠20週頃までに風しんにかかると、胎児も風しんウイルスに感染し、目・耳・心臓などに先天性の病気をもつ可能性があります。
この病気を先天性風しん症候群といいます。

先天性風しん症候群から子供を守るためには!!
妊娠を希望する女性(妊娠期間中を除く)やその家族・周囲の人々がワクチンを接種し、風しんに対する免疫力を持つことが大切です。

麻しん(はしか)ってどんな病気?

麻しんは、発熱(最初3~4日は38度前後、一時下がった後、再び39~40度の高熱)せき・めやに・鼻水・発疹・などの症状がでるウイルス性の感染症です。

非常に感染しやすい病気で、免疫を持たない人が感染すると、ほぼ100%発症します。

麻しんは子供だけでなく大人でもかかる病気です。
以前は子供の病気と考えられていた麻しんですが、2007年~2008年にかけて、10歳~20歳代で流行し高校や大学が休校になるなどの事態が発生しています。

また、気管支炎・肺炎・脳炎・中耳炎などを合併することがあり、
予防接種を受けずに麻しんにかかった場合、数千人に1人の割合で死亡する事があります。

妊婦が麻しんにかかると

麻しんは感染力の強い病気なので、免疫を持たない妊婦がかかると、流産や早産になります。

妊婦を麻しんから守るためには!!
周りの人がワクチンを接種して妊婦への感染を未然に防ぎましょう。

まとめ

麻しん・風しんの予防接種、あなたは受けていますか?
知識を持ち、行動することで大切な家族や周りの人を守る事ができます。
予防接種がまだ済んでいない方はこの機会にぜひ、検討してみて下さい。


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