乳幼児の三大夏風邪にご注意下さい!!

梅雨が明けると夏本番。
近年、異例の猛暑で熱中症には敏感になりましたが
夏に乳幼児がかかりやすいと言われる三大夏風邪をご存じですか?
この感染症、時に合併症を引き起こし重症化や最悪、死亡するケースも!?
それなのに、インフルエンザなどとは違い予防のワクチンがありません。

そんな夏の感染症の代表「手足口病」「咽頭結膜熱(プール熱)」「ヘルパンギーナ」をご紹介します。
しっかり知識をもって予防しましょう。

三大夏風邪

手足口病

主な症状

見た目

手や足の両面、膝頭や裏に赤くポツポツと水疱ができます。
湿疹などとは違い一つずつが赤く盛り上がり、水膨れのようになります。

熱が出る事は少ないとされています。発熱しても高熱が続く事はありません。

その他の症状

口の中にも水疱ができ、その水疱がつぶれ、口内炎になるケースがあります。
また、下痢や腹痛、鼻水の症状が伴うこともあります。

かかりやすい年齢

患者は4歳以下に多くみられます。

原因となるウイルス

エンテロウイルス

潜伏期間

3~5日

感染経路

飛沫感染・接触感染・経口感染

注意点

水疱の数が少ないと、虫刺されと勘違いしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
また、口の中の水疱がつぶれると強い痛みがあり、水や食事がとれなくなることがあるため、脱水にも注意が必要です。
1シーズンに何度もかかることがあります。

咽頭結膜熱(プール熱)

主な症状

見た目

目の充血が特徴的な症状の一つです。

39~40度の高熱が4,5日続きます。

その他の症状

喉の痛み、下痢、頭痛、リンパの腫れなどの症状を伴うこともあります。

かかりやすい年齢

患者は5歳以下に多くみられます。

原因となるウイルス

アデノウイルス

潜伏期間

5日~7日

感染経路

飛沫感染・接触感染

注意点

高熱があってもぐったりする事は少なく元気に動ける場合が多いが、のどの痛みがあるため水分補給がしずらくなるので注意が必要です。

ヘルパンギーナ

主な症状

見た目

見た目の症状はありません。

38~40度の高熱が2,3日続きます。

その他の症状

喉に痛みや発赤、水ぶくれなどの症状が出ます。

かかりやすい年齢

患者は5歳ごろまで。特に1歳までが多くみられます。

原因となるウイルス

エンテロウイルス

潜伏期間

2~4日

感染経路

飛沫感染・接触感染・経口感染

注意点

年齢が低いほど高熱が出やすくなります。また、のどの痛みがあるため水分補給がしずらくなるので注意が必要です。
1シーズンに何度もかかることがあります。

発病後の治療

三つの感染症はいずれもウイルス自体に効く薬はなく、発熱などの症状を抑える対症療法になります。水分補給をこころがけ、安静にして体力の回復を待ちましょう。

感染予防

やはり予防には手洗いとうがいが役立ちます。外からウイルスを持ち込まないように帰宅後はもちろん、食事の前など定期的に行うことが重要です。
また、家族間での感染を防ぐためにタオルの共有はさけましょう
症状が治まっても2~4週間はウイルスが生きている場合があり、便に混じり排泄されるためトイレの後やおむつ替えの後の手洗いも重要になります。

まとめ

予防するワクチンがなかったり、ウイルス自体をたたく薬がないと聞くと少し怖くなってしまいますが、知識を持ちしっかり予防することで安心できますね。

時間に追われ忙しい日々だとは思いますが、少し心がけるだけで大切な子どもの命と笑顔を守ることができます。それができるのは、まわりにいる大人達です。頑張って夏を乗り切りましょう。


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