脱水症にご注意を!!

体内の水分量が不足したときに起こる
「脱水症」
夏だけでなく、さまざまな場面で起こりうる事をご存じですか?
そしてこの脱水症、重症化すると命にかかわる危険もありますよ!!

そんな怖い脱水症。
正しい知識を持ち、未然に防ぎましょう。

脱水症とは

体の機能を保つために必要な体液(水分・電解質)が不足した時に起こります。

「体外に排出する水分・塩分量=体内に補給する水分・塩分量」
とバランスよく保っていれば脱水症は起こりません。

しかし、運動や発熱などにより排出量が増え、補給が追いつかなくなると
バランスが崩れてしまいます。

この状態を脱水症といいます。

脱水症の症状

■立ちくらみ
■めまい
■食欲低下
■頭痛
■だるさ
■こむら返り
■皮膚や唇の乾燥
■吐き気
■集中力や判断力の低下
■手足の末端が冷たくなる

重度になると脳梗塞や心筋梗塞などにつながるおそれがあります

1日の水分摂取量の目安は?

体内の水分量は下記の割合を占めています。
■小 児…体重の約70%
■成 人…体重の約60%
■高齢者…体重の約50%

そして汗や尿、呼吸などで体は1日に約2Lの水分を失います。
そのため、最低でも1日に2Lの水分補給が必要となります。

水分補給。水分なら何でもいいの?

水分補給に向いている飲料

通常生活の時

水が最も優れています。

夏場や運動後の時

汗でミネラルが失われるため、ミネラル豊富な麦茶が向いています。

大量の汗や発熱・嘔吐・下痢・食欲不振の時

体液に近い成分で、体内に速やかに吸収される経口補水液がおすすめです。

水分補給に向かない飲料

カフェイン飲料

(例:緑茶・コーヒー・紅茶・ココアなど)
利尿作用があるため、体内の水分を排出してしまいます。

アルコール

利尿作用がある他、アルコールが肝臓で分解される際に水を消費するため
かくれ脱水のもとになります。
(飲酒時には同量かそれ以上の水分を補給しましょう)

清涼飲料水

糖分を多く含むため、水分補給には不向きです。
【糖分の含有量】

飲料
(500ml)
糖分の量 角砂糖、何個分?
(1個4g程度)
炭酸飲料 40g~65g 10個~16個相当
果汁100%
ジュース
50g~60g 12個~15個相当

スポーツ
ドリンク

20g~35g

5個~8個相当

水分補給の注意点

冷たい物は避けましょう

冷たい物を飲むと胃腸の血管が収縮して血流が悪くなります。
そのため、胃腸の機能が低下するおそれがあります。
また、粘膜が荒れて胃腸炎をおこすこともあるのでなるべく常温の物をとるようにしましょう。

こまめにしましょう

人の体は一度に大量の水分を吸収することができません。
ですから、喉が渇く前に少しずつこまめに水分をとることが大切です。
2時間~3時間おきにコップ1杯の水分を取るように心がけましょう。
また、一度に大量の水分を取ると胃液が急激に薄まって機能低下を招きます。
消化不良や胃炎、胃もたれなどを引き起こす原因になります。

習慣をつけましょう

日常生活の中で水分をとるシーンや時間を習慣づけましょう。
例えば、入浴前・後やトイレに行った後。
就寝時や起床時といった具合に習慣づければ、自然と水分補給ができます。
また、外出時に水筒やペットボトル飲料を持ち歩く習慣もつけるとよいでしょう。

まとめ

少し心がけるだけで防ぐことができる脱水症。
正しい知識を持って未然に防ぎましょう。


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