「更年期」まさか、自分が…とは思わないで下さい。
更年期は症状が軽いか重いかの違いだけで、誰にでも訪れるものなのですよ。
一般的に女性は、50歳前後で生理が止まる「閉経」を迎えます。
この閉経をはさんだ前後5年間を「更年期」と呼びます。
ここでは今も更年期、真っ只中の私が
今まで実際に体験した症状をお伝えします。
その時した対応やその結果もお伝えするので、参考にして下さいね。
症状の感じ方は人それぞれなので、
ご自身が辛いと感じる時は病院を受診するのも解決策の1つだと思います。
目次
私の更年期履歴
更年期の症状が出始めてから今までの履歴です。
年齢別に症状をあげましたが、この症状が1年間ずっと続いていた訳ではなく、
症状が出ては治まりを繰り返していました。
ただ、現在も進行形なので、この表は今後も更新していきますね。
年齢 | 症状 |
44歳 | 情緒不安定・めまい・耳鳴り・肩こり |
45歳 | 情緒不安定・めまい・生理不順 |
46歳 | 生理不順・ホットフラッシュ・発汗・倦怠感 |
47歳 | 情緒不安定・生理不順・ホットフラッシュ・発汗 |
症状とその対応・結果
これまで現れた症状と、その時にした対応・結果です。
情緒不安定
イライラは自分ではコントロールできない程のものが続き、随分家族に八つ当たりをしてしまいました。
ピーク時には主人に離婚を切り出したり…なんて事もあったくらいです。
突然、泣く事もありました。
本当に突然なんです。
例をあげるとすれば、出川哲郎さんが出ているTVを見ていた時の事。
お腹がよじれるくらい笑い倒していたのに、ふっと涙が流れて、そこから号泣です(^_^;)
もちろん、楽しく笑って終わる1日もありました。
でも、その真逆の日もあります。
どれだけ楽しい話を聞いても、楽しいTVを見ていても、心がズーンと重たくて、頭は思考停止状態。
口角を上げる気力もなく、無表情でボーと過ごす瞬間が多々ある1日です。
なので、そんな時はなるべく人と接しないようにしていました。
どうしても、イライラの矛先を目の前にいる人にぶつけてしまうので…
それでも、八つ当たりしてしまった時は
気持ちが落ち着いた時に謝っていました。(イライラがずっと続く事はありません)
この謝るという行動で、周りにいる人達の「更年期について理解しよう」と言う思いに繋がると思います。
この落ち込みもイライラ同様、波があり、自分で落ち込んでいるのも分かります。
私の場合は涙が出るからと言って、悲しい気持ちになるわけではなかったので、
気持ちが落ち込む時と同様に、ありのままを受け入れる感じです。
めまい
最初のめまいは「何だかフワフワするなぁ…」くらいの軽いものだったので、特に何もしませんでした。
でも、次にまた毎日の様にめまいがする時期が訪れると、
前とは比べものにならないくらい強いめまいになっていました。
耳鼻科か内科か迷ったのですが、結局かかりつけの内科を受診。
「ベタヒスチンメシル酸塩錠6mg」というめまいの薬を処方してもらい、1日3回2錠ずつ服用しました。
これを5日間飲んで、酷いめまいは治まっていきましたよ。
その後もめまいを感じる時がありましたが、
病院に行った時ほど酷いめまいを感じる事は今の所ありません(^^)
血流改善作用などにより内耳のむくみなどを改善し、メニエール病などのめまいや難聴などの症状を改善する薬です。
生理不順
生理不順は、更年期の症状として1番分かりやすい症状かもしれません。
イメージ的に血液の量が減るのだと思っていましたが最初はその逆で、
このまま体全部の血液が出ちゃうんじゃないかと思うくらい大量の出血がありました。
しかも、その量が3日続き、その間は最低でも1時間、早いと30分毎にトイレに行っていました(^_^;)
出血が酷い生理があった翌月から4ヶ月はいつもと変わらない生理があり、
大量出血を忘れた頃にまた、酷い生理がありました。
この周期を3回繰り返し、
今は2ヶ月に1度、適度な出血量の生理で安定していますよ。
家にいる時はシャワーで洗い流していました。
もちろん、清潔に保つことを目的にしていたのですが、
気持ち的にもさっぱり明るくなれましたよ(^^)
酷い出血量がある月は痛みも酷そう…と思いがちですが、
そういう訳では無かったですよ(^^)
ただ、ある程度の生理痛はありました。
その時は我慢せず、早めに鎮痛剤を飲んで痛みの無い時間を増やすようにしました。
気持ちがふさぐ要素は少しでも除いた方が良いですからね(^^)
倦怠感
倦怠感にも波があり、ピーク時は本当に辛かったです。
体力的にも疲れやすかったり、だるかったりするので、食欲もなくなりました。
でも、何よりも周りにその辛さを理解してもらえない事が1番辛いです。
倦怠感はあっても体を動かす事ができるので、仕事や家事をやっていました。
でも、何をやってもスムーズにできず、イライラが募ったり、失敗が多くなったり…
つまり、頑張っているのにうまくいかないという悪循環がうまれる訳です。
それならば、素直に倦怠感がある事を伝え、
出来る範囲でやれる事をやった方が自分にも周りの人にも良いですよね。
ホットフラッシュ・発汗
ホットフラッシュや発汗も数か月おきに症状がでます。
初めて症状が出た時は2~3日で治まったのですが、次に出た時は2週間近く続きました。
そして、3回目に症状が出た時が1番ひどく、
ホットフラッシュと発汗が1ヶ月以上続き、昼夜問わず出る症状に随分苦しめられました。
夜中にも襲ってくるホットフラッシュは、暑くて目覚めてしまいます。
そのせいで、睡眠不足にもなりました…
夏の暑さとは全然違いますよ。
ネックファンは暑くなるとすぐに顔を冷やせるので、本当に便利ですよ!
ただ、さすがに職場でネックファンを付けている訳にはいかず…
なので常に扇子を持ち歩いています(^^)
その他、症状緩和に試した事
症状別にではなく、更年期の全体的な症状に対してこれまで色々試しました。
アロマオイル
元々、アロマ好きだったので自分の好きな香りをつけた布を財布に入れたり、
寝室にはラベンダーやベルガモット、
ネロリなどの睡眠の質を上げてくれる香りのアロマを置き、リラックスできる環境を作っています(^^)
服装
以前は寒がりだったので、ダルマの様に厚着をしていましたが、
更年期になると寒いと感じる事が少なくなり、服装も随分変わりました。
特にホットフラッシュがある期間は厚着なんて絶対出来ません!
でも、周りの目も気になるので、冬なのに半袖で…なんて事も出来ず(^_^;)
基本は上着で調節しているのですが、ホットフラッシュが発動すると全てを脱ぎ捨てたくなりますよ(笑)
そこで!おすすめしたいのがこちらのウエアです!
短時間に体温上昇と下降があるホットフラッシュに特化して開発された、更年期用のウエアなんです。
正直、値段はお高めですが…
更年期の不快を少しでも和らげられるなら損は無い買い物だと思います(^^)
詳しくはこちら「Becoma公式HP」
サプリ
更年期が始まった頃、市販されている「命の母A」を1ヶ月程飲みました。
人によって効果は違いますが、
私の場合は特に症状が緩和される事はありませんでした(症状が緩和されたと言う知人もいます)
サプリは体質や持病などにも関わってくるので、
出来れば市販ではなく、病院で処方された物の方が安心かと思います。
まとめ
更年期の症状が家族や職場の方などに理解してもらえず、辛い思いをしている方もいるかと思います。
でも、1人で悩んだり苦しんだりしないで下さいね。
同じように更年期で苦しんでいる方がいて、実際、私もその1人ですよ。
辛い時は無理をせず「◯◯だから辛い」と周りの人に伝えてみて下さい。
また、病院へ行って相談するのも解決策の1つです。
辛い更年期障害ではありますが、
知識と対策を持ってすれば乗り越えられるはず!
私はそう思っています。
皆さんも、お辛いとは思いますが、一緒に乗り越えましょうね(^^)