犬のフィラリア症。放置すると死に至るケースも!!

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フィラリア症(犬糸状虫症)
犬を飼った事がある人なら一度は聞いた事がありますよね。
これは、犬糸状虫が心臓や肺動脈に寄生することによって起きる病気です。
大切な愛犬がこのフィラリア症に感染すると最悪、死に至るケースも!?

そんな事にならないよう、飼い主がきちんと知識を持ち、しっかり予防しましょう。

どんな病気なの?

フィラリア症は白いそうめん状の寄生虫(犬糸状虫)が感染することで起きる病気です。
感染後、犬の体内で15~30㎝まで成長し、心臓や肺の動脈に寄生します。

どんな症状がでるの?

成虫が心臓と肺動脈に寄生すると様々な症状が出てきます。
重症度は主に成虫の数と心臓の大きさに左右されます。

初期症状

無症状

軽度

  • 散歩や運動を嫌がる
  • 毛艶が悪くなる

重度

  • 腹水(お腹が出てくる)
  • 貧血(口内の粘膜が白くなる)
  • 肝障害(吐気・下痢・食欲不振・黄疸)
  • 腎障害(水を飲む量が増える・尿の量が多く匂いが薄い)
  • 低タンパク血症(慢性的な下痢)

どうやって感染するの?

  1. 蚊が感染犬を吸血(犬から蚊の体内へミクロフィラリアが移行する)
  2. 蚊の体内でミクロフィラリアが幼虫に発育する
  3. 蚊が他の犬を吸血(幼虫が他の犬の体内に入る)
  4. 感染した犬の体内で幼虫が成長し、皮下から血管へ移動する
  5. 成虫になったフィラリアは犬の心臓や肺動脈に寄生し、ミクロフィラリアを産む
  6. 1へ戻る

上記のように感染は繰り返されています。

どんな治療法があるの?

  • 成虫は駆虫薬で、幼虫は予防薬で死滅させる
  • 成虫は外科手術で取り除き、幼虫は予防薬で死滅させる

感染の検査はどうやってするの?

感染の有無は血液検査で行われるのが一般的な方法です。
検査キッドがあり10分ほどで結果が分かります。

予防薬を始める前や毎年行う定期検診などで検査をする事をお勧めします。

どんな予防薬があるの?

  • 飲むタイプ・・・フレーバータイプやおやつタイプがあります。
    同時にノミ・マダニが予防できるものもあります。
  • スポットタイプ・・・滴下型なので、吐き戻しの心配がありません。
    同時にノミ・マダニが予防できるものもあります。
  • 注射タイプ・・・1回の注射で12か月間予防効果が持続します。
    飼い主による投薬のし忘れがなくなります。

予防はいつ頃からするの?

飲むタイプ・スポットタイプ

開始・・・蚊が飛び始めた頃(4月頃)
終了・・・蚊がいなくなってから1ヶ月後(12月頃)期間中、月1回の投薬を続けます。

上記の期間はあくまでも目安です。
蚊の活動期間や感染期間は地域によって異なります。
お近くの動物病院でご確認ください。
また、感染が不安な方は通年の投薬でも問題はありません。

注射タイプ

年中いつでもできます。

ただし、成長途中の子犬は、体重の変動があるため飲み薬かスポットタイプでの予防となります。
病院によっては予約制であったり、接種時期があります。
詳しくはお近くの動物病院でご確認ください。

まとめ

感染すると大変な事態になる場合もあるフィラリア症。
その原因がどこにでもいる蚊だということに恐ろしさを感じますね。

ただ、もし愛犬が感染しても飼い主の知識があれば早い段階で「ひょっとして‼」と気づいてあげられます。
予防はもちろんの事、愛犬を脅かす病気や感染の知識を持つことも飼い主として大切な事ですよね。

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