長年、共に過ごしてきた顔のホクロ。
意識し出したのは小学生の頃でした。
そしてアラフィフになり、改めてじっくりホクロを見ていたら…
「アレ?このホクロ、前より大きくなってない!?」
慌てて主人に、私のホクロ大きくなってない?と聞くと「なってるね」と。
その時、思い出したのは祖母の顔。
祖母の顔には大きなホクロがありました。
このまま、何もしなければ…
きっと私も晩年は、大きな大きなホクロと共に過ごす事になる!!
「よし!!ホクロを取ろう!!」となった訳です。
目次
どんなホクロだったの?
今回、取ったのはこの2つのホクロ↓
直径5㎜程ある盛り上がったホクロなので、晩年とか言ってる場合ではなく…
今の段階で顔にこのサイズのホクロは大きいですよね。しかも2つ。
初めましての人は、みんなこのホクロに視線が行きます。
どんな方法で取ったの?
ホクロ除去の方法は数パターンあります。
・レーザー除去法
・電気分解法(電気メス)
・くり抜き法
・切開法
このサイズのホクロだと、レーザーでは無理だねと言われたので、
今回私は、切開法で除去しました。
ちなみにこの方法だと保険が適用されますよ。
美容クリニックだと違う見解もあるかもなので、
レーザー除去法が良い方は、1つの病院で決めず、何件か受診した方がいいかもしれません。
どこの病院で取ったの?
どの病院にしようか色々と迷いましたが、
結局、以前行ったことのある病院に相談する事にしました。
病院名はオアシスクリニック 知多
こちらの病院は皮フ科・形成外科・美容皮フ科の科目があり、大変混み合う病院です。
手術までの準備
手術までに準備した事は、事前に血液検査を行いました。
それ以外は「準備」という程の事はしていません。
唯一やる事と言ったら、同意書への記入です。
後は、強いて言うなら、手術についての説明文を再度読みました。
手術当日
当日は局部麻酔ですし、生活も食事もいつも通りで大丈夫でしたよ。
病院によって手術までの手順が違うと思いますが、
オアシスクリニック知多の場合は…と言う事で詳しく書いていきますね。
診察時間外での手術なので、病院に着くとまずは
インターホンを押して自動ドアを開けて貰います(これについては、事前に説明あり)
しばらく待合室で待機。この時、トイレを済ませておくと良いですよ。
診察室の向い側にある手術室と書かれたドアを入り、待機室に荷物等を置きます。
そして、髪型によると思いますが、私の場合は不織布キャップを被り手術室に入りました。
手術台に上がり、血圧を測り、心電図電極とパルスオキシメーターを付けて先生を待ちます。
| ホクロを取る手術の流れ | |
| 1 | 切開のガイドラインを書く |
| 2 | 麻酔を打つ |
| 3 | 切開 |
| 4 | 縫合 |
先生が来ると「眩しいので目を閉じていて下さいね」と言われ、手術用のライトがつけられました。
目を閉じているので、確かではありませんが、
感覚から想像するに、この時先生は切開するガイドラインを書いていたのでは?と思います。
その後、顔にシールタイプのドレープ?を着け麻酔を打ちます。
私は麻酔が効きにくく、通常より多めに打ったので特にだと思いますが…
この麻酔が痛いこと、痛いこと!!
術後も含めたホクロ除去で、1番痛かったのがこの麻酔注射でした。
後は切開をしてホクロを取り、縫合。
縫合は、傷跡の広がりを防ぐため、
まずは溶ける糸で皮膚の中を縫い合わせ、その後、皮膚の表面を縫いとめます。
手術に要した時間は50分。
お会計を済ませ、処方箋を貰い当日の病院での作業は全て完了です!
溶ける糸は保険適応外なので、2,200円(税込)ですが、私は溶ける糸にしました。
術後の写真がこちら⇓
縫合痕の写真があれば良かったのですが、この日は怖くてガーゼを外せませんでした。
術後に処方された薬
軟膏が1本と2種類の飲薬が処方されました。
- エキザルベ 5g「傷に塗る」
- ロキソプロフェンNa 60mg「痛みがあれば飲む」
私の場合は術後40分程で麻酔がきれてきました。
このロキソプロフェンをその時に飲み、その後2回飲みました。 - セファクロルカプセル 250mg「処方された全てを飲みきる」

少しでも傷痕が残るのを防ぎたいと思い、市販のビタミンCサプリメントを毎日飲んでいます。
手術翌日
手術の翌日は病院へ行き、消毒と傷の様子を見てもらいました。
オアシスクリニック知多の場合は術後「消毒・抜糸」と言う札がクリップで診察券にとめてあり、
その札があると、診察を待つ方とは別に優先的に処置室に通してもらえますよ。
術後1週間の傷の処置
まず、手術当日なのですが、
シャワーでなら洗顔等しても大丈夫と言われたのですが、怖くて出来ませんでした。
翌日からは朝・夜の洗顔後、傷にエキザルベを塗り、ガーゼを当てテープでとめる処置を毎日行いました。
術後経過
術後1日目


傷が少し赤くなっていますが、
鎮痛剤を飲むほどの痛みはもうありません。
術後2日目


昨日より傷が赤くなり、あごが腫れています(矢印部分)
術後3日目


傷は更に赤みを増し、腫れも引きません。
そして、今まで感じなかった箇所に痛みが…
矢印の所なのですが、多分、麻酔注射の痕でしょうね。
3日経ってから、痛みを感じるようになったのはなぜかなぁ?
術後5日目


傷の赤みも、あごの腫れも随分落ち着きました!
麻酔注射痕の痛みもありません。
抜糸
抜糸は手術から1週間後にしました。
処置室で行い、5分もかからず、あっという間に抜糸は完了。
痛みもほぼ、ありませんでしたよ。
抜糸後の写真がこちらです⇓


やはり、まだ傷痕ははっきり分かります。
抜糸が済んだからと言って、これで終わりと言う訳ではありません。
むしろ、ここからが長い!
抜糸後3ヶ月はマイクロポアテープを貼り、その上から軟膏を塗る処置を1日2回行います。



ただ、この処置は絶対テープを外してはいけない!とかではありません。
例えば、友人とランチに…と言う場面などでは、
テープを外し、傷痕は化粧でカバーしてお出かけしても構わないと言う事でしたよ。
そして、実は大きなほくろを取った後、顔にある他のほくろが気になり出しまして…
抜糸1ヶ月の経過診察と同時に顔のほくろを4つ取る事にしました!
この、ほくろ除去に関しては別記事で詳しくお伝えしようと思います。
ちなみに、切開では無く炭酸ガスレーザーで取ります。
抜糸から1週間後


抜糸から1ヶ月後
抜糸から1ヶ月が経ちました。
傷痕は随分目立たなくなりましたが、やはりまだまだですね。
費用
初診から、抜糸までにかかった費用です。
| 内容 | 費用(税込) |
| ほくろ除去の相談・血液検査 | 1,950円 |
| ほくろ除去手術 (内/保険適応外の溶ける糸・税込2,200円) |
13,840円 |
| 薬代 | 690円 |
| 手術翌日の消毒 | 410円 |
| 抜糸 | 410円 |
| テープ代 | 410円 |
| 合計 17,710円 | |
ほくろを切開法で除去する流れ
・気になるほくろを取るには、どんな方法があるのか
・費用はいくらかかるのか
・手術日の予約
・血液検査
・手術翌日、病院にて傷の消毒をする
・抜糸までの間、1日2回(朝・晩)傷に軟膏(エキザルベ)を塗り、ガーゼを当てテープでとめる処置を毎日行う
・術後1週間で抜糸
・抜糸後はマイクロポアテープを貼り、その上から軟膏を塗る処置を1日2回行う
ほくろを除去した感想
現段階では、傷痕がよく分かり「この傷痕、目立たなくなるのかなぁ…」と不安ですが、
術後すぐの写真と比べると随分良くはなっているので「時間が経てば大丈夫!」と自分に言い聞かせています。
でも、そんな不安と比べものにならないくらい
「ほくろを取って良かった!」と言う気持ちの方が大きいですけどね。
コロナが流行り、マスク生活を余儀なくされた時代に出会った方達は
当然ですが、私の顔(口元)に大きなほくろがある事を知りません。
そんな方達の前でマスクを外す勇気がなく、
暑くても我慢してマスクを付けていた日々に、やっとおさらば出来ます!
傷は化粧でカバー出来ます!
後は化粧の腕を磨くのみと言った感じです!
私の場合、顔の傷も前向きに捉える事が出来ましたが、
切開法は「ほくろ」か「傷」かの選択です。
よく考えて自分が納得のいく方を選んで下さいね。










