リクやお散歩景色を撮ろうと100均で購入した魚眼レンズ。
撮った写真を見ていたらふと疑問が!?
「魚眼レンズってなんでこんな風に映るんだろう?」
同じ被写体を同じように撮ってもレンズを変えるとこれだけの違いがあります。
(リクがかなりブサ顔になってしまいました…💧)
では、なぜ魚眼レンズはこのように撮れるのでしょうか?
魚眼レンズについて調べてみました。
目次
そもそも魚眼レンズってなに?
約180°の範囲が撮れるレンズのこと。
標準レンズでは撮れない範囲を頑張って収めている努力家のレンズなのですね。
魚眼の由来は、魚の視点で水面下から上を見上げた時、水上の風景が円形に見えることから来ています。
製造当初の使用目的は主に気象観測、星、オーロラ観測等でしたが
円形がユニークと言う事で徐々に写真家たちも使い始めました。
魚眼レンズの種類は?
円周魚眼レンズと対角線魚眼レンズの2種類があります。
上のブサ顔リクは円周魚眼レンズで撮ったものです。
2種類のレンズの違いを説明する前に
まずは写真用語「イメージサークル」とは!?
レンズから入ってきた光は電気信号に変換されます。
その仕事を担っているのが撮像素子という部品です。
被写体はその撮像素子の面に円形に映ります。この円を「イメージサークル」といいます。
それでは、手作り感がどうやっても隠せない図を見ながら説明します。
円周魚眼レンズ
撮像素子上に上下・左右180°の円状のイメージサークルをそのまま写し出します。
イメージサークル外は写らないので、青色の部分は何も写らず黒くなります。
対角線魚眼レンズ
撮像素子の対角線上に180°で写し出します。
イメージサークル外は写らないので、写真の中に黒くなる所はありません。
画像の青い部分は写真に映らない部分ということですね。
まとめ
100均で何気なく購入した魚眼レンズ。
調べてみるとなかなか奥が深く使い方によっては
普段撮っている物でもこのレンズを通すと別世界が楽しめる事が分かりました。
皆さんも100円で楽しめる魚眼レンズの世界、試してみてはいかがでしょうか。